看護師へキャリアチェンジしたいものの、そもそも看護師の仕事は何か、どうやったら看護師になれるかよく知らない人もいます。
看護師は、大きい病院で入院患者のケアをしたり、診療所で働いたりしているイメージがあるかもしれません。
しかし、看護師は大学病院などの大きい病院や診療所のほか、訪問看護として家庭に訪問したり、特別擁護老人ホーム、障害者入所施設などの入所系施設、保育所でも働いています。
いろいろな場所で様々な年齢の人たちの健康を回復するためのお手伝いをしたり、苦痛を和らげたり、健康促進をするのが、看護師の重要な仕事です。

看護師にキャリアチェンジするには、まず看護師の免許を取得する必要があります。
看護師の免許には、正看護師と准看護師の2種類があります。
仕事の内容はどちらも同じですが、取得方法や免許の種類が異なります。
まず正看護師は、国家資格です。
看護科がある高等学校、そして専門学校、短期大学、4年生大学で学び、看護師国家試験の受験資格を得て、試験に合格しなくてはなりません。
そして、厚生労働大臣に申請して看護師免許を得る必要があります。
一方、准看護師は国家資格ではないものの、高校や大学などの養成所で教育を受けた上で都道府県知事試験に合格することで、取得することができます。

看護の仕事はきついことも多いですが、健康を守るために重要な役割を担います。
だれかの病気を治したり、誰かが健康になって笑顔になったりすることで、喜びややりがいを感じられる仕事です。